生きて腸に届く

便秘だけじゃない下痢にもよく効く乳酸菌

下痢の症状は、突然、お腹の痛みを感じたり便意をもよおすことがあるため、症状が現れるととても辛いものです。
外出先で便意を感じた時には本当に焦りますよね。
下痢には急性と慢性の2つの種類があり、急性下痢はウイルスや細菌による感染症や冷えなどから起こることが多く、ほとんどの場合は1週間程度で症状は改善されます。

一方、慢性下痢とは、3週間以上症状が続く下痢のことで、近年では食生活の乱れやストレスなどによって慢性下痢に悩まされている人が増えていると言います。
下痢の症状は、腸内活動が正常におこなわれていないために起こると言われており、実は、冷えや食生活の乱れ、ストレスなど慢性下痢になるすべての原因が腸の活動と関わっているのです。
腸内環境を正常にするために、摂取した乳酸菌が重要な働きをおこなっていることは、これまでお話をしてきましたよね?

乳酸菌と言えば、腸の蠕動運動を刺激して便秘の症状を改善することで有名なので、乳酸菌を摂ると逆に下痢の症状が悪化してしまうのでは?と心配をされるかもしれませんが、下痢も腸内活動が正常におこなわれていないことが原因で起こるので、乳酸菌による働きは、便秘と同様に下痢の症状にも効果があるのです。
このように、下痢の症状を改善させるためには、乳酸菌が含まれた食品を継続的に摂取することが必要となるのですが、意外にも含まれている食品の代表格であるヨーグルトは、下痢の症状を悪化させる可能性があることがわかっています。
ヨーグルトには、乳糖という成分が多く含まれているのですが、日本人は乳糖を分解をする酵素をあまり持っていないため、消化不全を起こして、下痢の症状をさらに悪化させる可能性があるのです。

日本人にお勧めなのは、味噌や漬物などの植物から作られた植物性乳酸菌です。
乳製品に含まれている動物性乳酸菌の場合、胃酸や胆汁酸などによって、腸に届く前に約90%以上の乳酸菌が死滅をしてしまうのですが、植物性の場合は生命力が強いので、多くの乳酸菌が腸まで到達をすることができます。

日本人の腸は欧米人と比べて長い特徴があり、欧米人よりも乳酸菌が腸まで到達をする確率が減るので、なおさら生命力の強い植物性を摂る必要があるのです。
また、野菜を使った漬物には、食物繊維が多く含まれているため、さらに下痢の症状を改善する効果を期待することができます。

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