生きて腸に届く

オリゴ糖と乳酸菌の相乗効果

免疫機能を正常に働かせて健康な体を維持するためには腸内環境を整えることが不可欠だと言われています。
人間の腸の中には、善玉菌、悪玉菌、日和見菌の3つの菌がバランス良く共存をしており、正常時には善玉菌20%、悪玉菌20%、日和見菌60%の割合で共存をしていると言います。
常にこのバランスを保つことが出来れば、腸内活動を正常に働かせることができるのですが、現代人の腸の中は加齢やストレスなどにより、善玉菌よりも悪玉菌の方が多い割合で生息をしており、悪玉菌は、体に悪影響を及ぼす毒素を生成して腸内環境を悪くすることから、さまざまな現代病にかかるリスクが高まっていると言われています。

腸内に生息をする善玉菌の割合を増やすためには、乳酸菌を摂取することが有効なことは知られていますが、乳酸菌には酸に弱いという特徴があるため、腸に届くまでの過程で、胃酸や胆汁酸によってほとんどの菌が死滅をしてしまいます。
また、腸まで到達することができたとしても、外部から摂り入れられた乳酸菌は、便などによってすぐに排出をされるため、腸の中に住み続けることはできないのです。
つまり、乳酸菌の効果を持続させるためには、継続的に乳酸菌を体内に摂り入れる必要があるわけです。

そこで、乳酸菌よりもさらに善玉菌の数を増やして腸内環境を正常に働かせる方法として、オリゴ糖を摂取することが有効だと言われています。
オリゴ糖とは、ブドウ糖や果糖などの単糖類が2~10個くらい結びついてできた糖の総称で、低カロリーの甘味料としても知られています。
オリゴ糖自体が直接腸に有効な働きをおこなうわけではありませんが、人間の腸に生息をしているビフィズス菌のエサとなり、ビフィズス菌が腸の中を酸性にすることで、悪玉菌の増殖を防いで善玉菌が優位の腸内環境を作り出すことができます。
また、オリゴ糖には分解をされづらいという特徴があり、体に摂り入れたオリゴ糖のほとんどは、そのままの状態で腸まで到達をすることができます。
そのため、腸に到達をする可能性の低い乳酸菌のみを摂取するよりも、オリゴ糖と乳酸菌を合わせて摂取をした方が、腸に有効な働きをすると考えられているのです。
また、お腹が弱い方に乳酸菌は摂取しても良いのでしょうか。是非こちらもご覧ください。

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